戻る

非常な低塩摂取量は高塩摂取量と同じほど悪いかもしれないと

国際研究は主張

Very Low Salt Intake May Be As Bad As High Levels, International Study Claims

By Alex Matthews-King

Independent 2018.08.10

 

大多数の研究について言っている他の科学者達によって批判されているランセットの研究著者達による論争中の主張は、低塩摂取量が心臓発作や脳卒中の危険率を下げることと関係していることを示す。

 

ほとんどの人々の塩摂取量は健康問題の危険率を増加させるとは思えないと主張している大規模な国際研究によると、塩含有量が非常に低い、または非常に高い食事は両方とも有害であるように思える。

成人は6 g/d以上の塩を摂取すべきでないと国民保健サービスは勧めており、食事でこれ以上の塩摂取量は高血圧や心臓発作と脳卒中の危険率増加をもたらす。

しかし、18ヶ国、参加者95,767人の食事を追跡した木曜日のランセット・メディカル・ジャーナルに発表された研究は、7.5 g/d – 12.5 g/dの通常の摂取量はほとんど差をもたらさないと主張している。

著者らは、非常に低い塩の量5 g以下は研究した人々を心血管疾患の比較的大きな危険性にさらすように思えるとまで主張しているが、これは他の研究者達によって異議を唱えられてきた。“中程度の摂取量で塩は心血管の健康に有益な役割を持っているかもしれないことを示唆するエビデンスを我々の研究は積み上げたが、摂取量が非常に高い、または低い時には潜在的にもっと有害であるかもしれない、”とカナダのマックマスタ―大学の集団健康専門家であるアンドリュー・メンテ教授は言った。“我々の身体は塩のような必須栄養素を必要とするが、問題はどのくらい多くかである、”と彼は言った。

非常に塩辛い食事は比較的高い血圧や多数の脳卒中と関係していることを研究は明らかにした。しかし、これは非常に高い塩摂取量12.5 g/d以上の社会で最も明らかに見られ、これらは醤油が大量に使われている中国が主であった。事実、研究された中国社会の80%が非常に高い塩摂取量閾値を越えており、一方、中国以外の社会の84%は“中程度の”閾値内であった。

果物、ナッツ、野菜に多くあるカリウムを多く食べている人々では、心血管疾患が低下していることも明らかであった。しかし、これが保護的であるか、良い食事のサインだけのことかどうかは不明である。

どの国も平均的な成人の塩摂取量を世界保健機関(WHO)が勧めている閾値5 g/d以下に持ってくるようにはまだ管理されていない-イギリスの平均値は8 gであると国民保健サービスは言う。

身体は塩を必要とするが、必要量は発汗で容易に塩が失われる暑い気候でなければ非常に低いが低摂取量の効果はあまり明らかでない。

“低塩摂取量は血圧を下げるが、非常に低い摂取量では、死亡や心血管疾患の危険率増加に関係した幾つかのホルモンの悪い上昇を含む他の悪い効果も持っているかもしれない、”とメンテ教授は言った。

しかし、他の専門家達は研究の結果に批判的であった。

“この論文で議論となることは、非常に低い塩摂取量は有害であるかもしれず、したがって、WHOのガイドラインによって勧められているほどの低い摂取量まで下げる価値がないと言う示唆である、”とキングズ・カレッジ・ロンドンの栄養と食事療法学教授のトム・サンダーズは言った。

“最低の塩排泄量の人々で観察される心疾患の危険率増加は、この観察を説明できる機構がまだ分からないような因果関係でありそうもない。”

クイーン・メリー大学の心血管医学教授のグラハム・マグレガー教授はより鈍感であった。

エビデンスの全体性は、低塩摂取量は世界中の心血管疾患、一時的な死因、疾病の低下をもたらすことを示している。

“我々の意見では、貧弱な科学的品質の論文はエビデンスに基づく要素として考えるべきではない。”